午前中は2時間だけガーデニングの仕事。午後は昨日行ったPubにみんなでランチを食べに行くことに。ただしDukeを除いて。Dukeはホントに外出が好きじゃないんだな。PaulとMichelleはバイクで。俺とTaraとJessicaは車で(ドライバーはなぜか俺)。Pubでは昨日と同じ2人組がまた昼間っから演奏していた。ここでの生活ではこの家族にお世話になりっぱなしでビールまでおごってもらって。ここオーストラリアではビールをおごってもらったらおごり返すものである。おごることをshoutという。(アメリカンイングリッシュではtreatである)。I’ll shout you.(おごるよ)というのがオージースタイルだ。
ここで西洋人とアジア人のカップルを見かける。どうも女性は中国人っぽい。こんなところでアジア人に出会ったのは初めてだ。Michelleが気さくに彼らに声をかける。彼らはRick&Min-Jyon夫妻だった。RickはオージーだがMin-Jyonは韓国人。二人とも旅行中らしい。やはり韓国人と居ると落ち着くなぁ(笑)Min-Jyonはワーホリでオーストラリアに来て今はナースとしてもう3年ほど働いている。英語も当然上手い。 TaraとMin-Jyonと俺がワラビーの赤ちゃんを抱く バンドにあわせて踊るMichelleと誰かさん このあとTaraの友達2人も合流し計6人で近くを散策したり湖で泳いだりのんびりと過ごす。帰りはまたもやTaraの運転で帰る。家に着くなり今度はPaulと一緒にバイクに乗りまた別のPubに二人で行くことに。二人乗りで時速120kmも出し結構怖い。しかしバイクはデカイので安定感はある。一杯ひっかけてから家に戻ると今度は街までPizzaを食べに行こうということになり皆で車で出掛ける。「ウチは普段こんなに外出しないのよ」とMichelleは言う。俺が来ているから色々と連れて行ってくれるのだろうか。帰りはstormが発生。雨と雷が鳴り響く。何もない田舎の空に瞬く雷光はとてもキレイだ。雨はこの家にとって恵みの雨である。だからみんなstormが大好きなんだそうだ。 夜は”出会帳”のようなものにHerbert家族に向けたメッセージを書く。これには過去にHerbert FamilyでWWOOFとして滞在した人達がメッセージや写真を残している。過去3年の間にどうやら29人の人がここでWWOOFとして訪れたらしく、俺が記念すべき(?)30人目だ。オーストラリア、イギリス、カナダ、ドイツ、イスラエル、ブラジル、オランダ等多国籍だ。日本人の女の子も過去に居たようだ。家族に向けたお礼のメッセージを残す。明日いよいよこの家を離れる。 #
by natamine
| 2005-12-18 11:03
| MELBOURNE
今日も午前10時から午後3時頃まで草むしりやガーデニング作業。ここの庭はすべてMichelleの自慢の庭らしくすべて彼女が手入れを行っているようだ。ますます不思議なのはPaulはいったい普段何をやっているかだ。毎日ご自慢のイタリア製バイク・ドゥカティをいじっているかビールを飲んでいるか。ここの家庭はHome Schoolingというのを行っている。つまり子供達は学校に行っていない。勉強はすべて両親が教えるのだ。学校が遠いからだろう。今は世間と同じスクールホリデー期間中らしく勉強は全くやっていないようだが。
夜PaulとTaraと3人でPubに行った。なんとこんなド田舎でもPubは存在するのである。さすがPub大好きオーストラリア。しかも結構いい感じのPubで皆この近辺に住む人達ばかりのようだ。バンドの生演奏もある。このバンドはすごかった。2人編成で1人はギター。そしてもう1人はベースを弾きながらドラムを叩きトランペットまで吹くという荒業を披露した。これには驚いた!帰りはPaulが既に酔っ払っているのでTaraが運転して帰る。まだ1○歳だよね。。。オーストラリアでは16歳と8ヶ月から免許が取れると聞いてますが。。。 Taraとジンジャービール(ノンアルコール)を飲む少年。 #
by natamine
| 2005-12-17 10:59
| MELBOURNE
朝9時に起きた。Michelleから仕事をもらった。庭の草むしりや木・花のトリミングといったガーデニング作業である。この手の類の仕事は嫌いではない。実家でもよくやっていた作業だ。この家はファームでもなんでも無くただの家。ただし庭が異常にでかいので庭全てに手が回らないようだ。ここに来る前はてっきり何かの仕事を手伝わされるものかと思っていたが、これはただの庭の景観を美しく保つための庭仕事である。ずいぶん余裕のある家庭だなと思った。
ここは携帯も繋がらないほどド田舎である。だから日本語をしゃべることは全く無い。英語漬けの毎日である。ド田舎なので水はすべて雨水を貯めて使っている。家の外にバカでかいコンクリート製のタンクが2つある。家の屋根から水路のようなものが伸びてタンクに貯まる仕組みだ。これを飲み水&シャワーとして使用する。ちゃんと濾過されているとは思うが。 夜はJessicaとTaraがPartyに行くらしい。どうやら友達が家で開くパーティらしく他にも何人か来るらしい。俺もなぜか一緒に行くことに。友達の家と言っても車で30分も離れているところ。母親のMichelleも同伴だ。友達の家に着くと既に何人かの若者が外で音楽をかけながら飲んだり踊ったりしている。「これがオーストラリアのティーンエイジャーのパーティよ」とJessicaが言う。確かに良く見るとみんな若い。がタバコやら酒やら普通に飲んでいる。みんなの名前を教えてもらうがすぐに忘れる。何人かと話すもどうも俺が場違いであるような気がしてならない。俺はTeenageなんてとっくの昔に通り越えた三十路間近のおっさんっすよ(笑)彼らから見れば、歳よりも若く見えるアジア人の俺がまさか29歳だなんてきっと思っていないんだろうけどさ。今夜は夜通しパーティをするらしい。年頃の男子と女子が集まってキャンプして、どうもエロイことを想像してしまうのは俺だけか?(笑)実際とある男が色々俺に下ネタらしきことをふっかけてくるあたり、まさにヤリたい盛りの高校生という感じだ。うーんいいねぇ若いっつうのは。 俺はパーティから離れ、主催者の親御さんとMichelleと共に家の中でくつろぐことに。大人と居る方がなんとなく気が楽だ。Jessicaは今夜ここに泊まるらしいがTaraは帰るらしい。結局2時間ほど滞在し、Jessicaを残し帰宅。オーストラリア人の十代のパーティを垣間見てちょっとうれしかった。 #
by natamine
| 2005-12-16 10:56
| MELBOURNE
10時頃起きた。俺の寝床は家族の家とは別にあり、庭の中に放置されたキャンピングカーのようなコテージである。扇風機もあり比較的快適に寝れたが朝になるとアリが出てきて噛まれて目が覚めたf(^^;
家族はDukeを残して隣町で行われているマーケットに出掛けるようだ。ココの家は奥さんのMichelleがハンドメイドのオブジェやアクセサリーようなものをつくりそれを売り生計を立てているようだ。これがなかなかセンスがよくモノはいいのだが果たしてこれで生活が成り立っているのか摩訶不思議である。なぜなら旦那のPaulが働いているところを1週間の滞在中一度も見たことが無いからである。Holiday中なのかなぁ。。。 Dukeは外出があまり好きではないようだ。俺らは「ダム」と呼ばれるプールで泳いだりパソコンで遊んだりした。この家は外に直径20m程の大きな穴を掘りそこに雨水を貯め下水用に使用している。この水がとても冷たくて泳ぐととても気持ちいい!Dukeは科学や化学が大好きらしい。モーターやら基盤やら電池を繋いで何か作っている。またネットで爆弾の作りかたをプリントアウトし俺に色々説明してくれる。彼の話す英語は俺には理解するのが難しい。なぜだろう。俺の英語がプアなのを知ってか知らぬか一生懸命矢継ぎ早に捲くし立てる。俺も小学生の頃ラジコンを組み立てて遊んだり、電子基盤をはんだでくっつけてなんかのおもちゃをつくった記憶はあるが、Dukeの”趣味”は次元が違っていた。彼はとても想像力豊かで頭のいい少年だ。 夕方家族が返ってきた。何品か売れたらしい。晩飯は旦那のPaulが作るチャーハンと餃子だった。これもまたうまー!「Dadは料理が上手なの」とJessicaは言う。もっと食えと言われて遠慮せずにたくさんいただきました。しかし今日も仕事らしい仕事はしなかった。こんなんでいいんだろか。。。食後は家族ばらばらみんな好きなことをやっている。俺は夫妻と一緒に居間で映画を見た。オージーはとにかく映画が大好きである。日本人の多くは「趣味は映画鑑賞です」と言うが(俺も映画は大好きであるが)そんなのはとても比較にならないほど映画やDVDを毎日のように見ていて、実は映画大好き国家なのである。これはオーストラリアのTVがはっきり言ってつまらないのも起因していると思う。日本のTV番組はおもしろいからねぇ。 #
by natamine
| 2005-12-15 10:53
| MELBOURNE
Bundabergに到着した。ここで降りたのは俺だけだった。あとは皆ブリスベンに向かうのだろうか。ここでとあるオージーファミリーの到着を待つ。そう今日から1週間WWOOFerとしてHerbertさん宅にお世話になるのだ。WWOOFとは以前の日記にも書いたが、いわゆるファームステイのことであり、そこで1日4~6時間働く代わりに食事と寝床を提供してもらうというHelp Exchangeである。WWOOFの会員($50)になると1冊の本を貰うことができその中に膨大なHostの連絡先や仕事の詳細などの情報が満載されているのだ。俺はその中からHerbert夫妻のお宅を選んだ。理由はHerbert夫妻のコメント欄に、仕事内容云々よりも「来てくれることを歓迎しそして楽しんでもらえることを喜びとしています」といった内容だったのが決め手だ。
待ち合わせ場所に奥さんのMichelleが車で現れた。とても気さくでちょっと太めな典型的なオージーのお母さんという感じだ。ここからお宅までは車で45分くらいかかる。あっという間にBundaberg市内を抜けて風景はがらりと田舎に変わった。家に到着すると旦那さんのPaulが出迎えてくれた。真っ白なあごひげをたくわえガタイもよくこれまた典型的なオージーのお父さんという感じだ。声がでかく威圧感があるのでちょっとびびったが楽しそうな人だ。到着するや否やPaul特製自家製ビールを出してくれ、さらにMichelleがたくさんつまみを出してくれて。いやいや俺まだなにも働いてませんけどっ!いいのかなぁ。。。 子供はTara♀15歳、Jessica♀14歳、Duke♂13歳の年子三人。女の子二人はとても大人っぽい。ひょろひょろした落ち着きの無いDukeはなんだかいい友達になれそうな気がした。今日は特に仕事は無し。皆から日本のことを質問攻めされた。夜はMichelle特製のビーフストロガノフだった。ご飯は俺が鍋で炊いた。これがまたうまくてうまくて、レシピを教えてもらうべきだったよ。みんないい人そうでよかった。旅の疲れもあり今夜は早めに就寝。 #
by natamine
| 2005-12-14 10:47
| MELBOURNE
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