2005年 11月 04日 ( 1 )

04 NOV 2005 Tasmania物語 ~第二章・HobartからLauncestonへ~

朝8時半初。本日の第一目的地「Port Arthur」へ向け、車を130km南東へ走らせる。ここは100年前に沢山の囚人が送り込まれた監獄。オーストラリアの開拓の歴史を知る上で重要な史跡である。ここには映画「ルパン三世 カリオストロの城」のモデルとなった建物もあるとのこと。ガイド付きのウォーキングツアーに参加したが説明が長すぎて途中で話を聞くことを諦める。これは参加しなくてもよかったかも。
c0000751_22351463.jpg
c0000751_22411349.jpg

残された建物は老朽化が進み今にも崩れそう。それにしても刑務所としての悲惨な過去を感じさせない程、静かで美しく穏やかだ。病院跡・教会跡・牢獄跡など様々な建物をくまなく散策。怪談話が耐えないここポートポートアーサー。夜はゴーストツアーなんかもあるらしく、夏の肝試しにもってこいだ。このあと敷地内にある湖を遊覧するフェリークルーズに乗船。心地よい揺れと共に全員(永遠の?)眠りにつく。
c0000751_22432178.jpg

余談ではあるが、ここオーストラリアでは銃規制があり一般市民は銃を持つことは出来ない。アメリカと違い銃規制があったのもオーストラリアを留学先に選んだ理由の一つ。ただこの銃規制が始まったのは以外にも最近の話しで、9年前ここポートアーサーで白昼観光客が賑わう中1人の白人が無差別に銃を乱射。35人の犠牲者を出した事件をきっかけに銃規制の世論が高まりライフル銃所持が禁止されたのだ。
c0000751_2312858.jpg

次に訪れたのは「Tasmanian Devil Park」。タスマニアにのみ生息するタスマニアン・デビルがいる動物園。生まれたての熊の赤ちゃんといったかんじでかわいい。しかし肉食のタスマニアン・デビルは獰猛で触ることは出来ない。餌付けタイムに放り込まれるポッサムの死体をバリ!ボリ!と骨までむさぼり食うその姿はまさに「デビル」といったかんじ。その横でりんごをバリボリと食べるChiho嬢もデビルの一種である。
c0000751_22552398.jpg

ここではカンガルーもたくさんいて、人間慣れしている。カンガルーに初タッチ!
c0000751_23133647.jpg
c0000751_22542627.jpg

さてここから一気に北上しHobartとLaucestonの中間にある「Ross」の街へと向かう。ここでドライバーを「走りの内藤」ことYoheiに交代。前回Great Ocean Roadの際にはその危険な走りっぷりで乗員全員を恐怖のドライブにおとし入れ冷や汗ものだったが、そのお陰で?なんとか夕日の「Twelve Apostles」に間に合ったという伝説のペーパードライバー。今回もその期待を一身に受けRossにある「Ross Village Bakery」を目指す。
c0000751_22561019.jpg

このベーカーリーは映画「魔女の宅急便」でキキが下宿していたパン屋さんのモデルとなったところである。今回の旅は宮崎駿シリーズ巡りと言っても過言ではない。俺以外の3人は宮崎駿映画の大ファンである。到着したのは午後6時。どうやら店は5時で閉店らしい。1時間遅かった。。。しかしそれでも諦めない我々はドアをノックし中にいる店員さんを呼ぶ。そして中を見せてもらえないかと必死にアピール。その願いが通じたのか店主らしきふくよかな女性が、今はすごく忙しいからとにかく急いで!と言いながら中へと入れてくれた。
c0000751_22575166.jpg
c0000751_22595739.jpg

女主人は何もいわず我々の要望がわかっているかのように、パン焼きのかまど、そして屋根裏部屋を立て続けに案内してくれた。きっと同じようにここを訪れる日本人が沢山いるのだろう。ここはB&B(Bed&Breakfast)といって宿でもある。屋根裏部屋は「Kiki’s Room」と呼ばれまさにキキの部屋なのだ。どうやら今晩はこの部屋に日本人女性3人が泊まっているとのこと。おみやげにパンまで頂いてしまいなんだかとてもラッキー。最後に「あなた方の友達にここは5時までとちゃんと伝えておいてね!さっさとお帰り!」と言われ恐縮しつつも皆興奮状態だった。忙しい中親切にしてもらって本当にタスマニアの人たちの暖かさに感謝感謝。
c0000751_2305448.jpg
c0000751_2314320.jpg
c0000751_2342586.jpg

今夜の宿はLauceston郊外にあるThe Devils Play Ground Tasmaniaというバックパッカー。ここは過去俺が泊まったバッパーの中でもダントツでキレイ!4人部屋で$100(1人$25)という値段は標準価格にも関わらず清潔感があり、キッチンもどこかの厨房じゃないかと疑うほどの設備。皿やコップ、ナイフ、フォーク等も色が統一されていて、バッパーによくある寄せ集めの皿とは大違い。受付の人もとても親切で、明日向かうCradle Mountainの情報をとても丁寧に教えてくれた。近くに「Woolworth」(オーストラリア最大手のスーパーマーケット・通称ウーリー)も有り買い物も便利。今後Laucestonに行かれる方はぜひぜひここをオススメします。ただし要車。(写真が無いのがとても残念っ!)

スターウォーズ様ご一行に遭遇
c0000751_2373651.jpg

今夜はキキのパン屋さんでもらったパンと冷蔵庫にあったFree Food(通常バッパーの冷蔵庫には誰かが要らなくなった食料が置かれていて、ご自由にお使いくださいといった食べ物)を色々使わせてもらってお金を全くかけずに豪勢な夕食となった。食後はウーリーでビールとワイン、そして明日の朝食を買いに行く。今夜はタスマニアに乾杯。2時過ぎまで恋愛話やらなんやらで盛り上がったな。とても中身の濃い一日だった。
[PR]
by natamine | 2005-11-04 21:44 | MELBOURNE